納骨堂とは?

納骨堂は建物の中にあることが多く、遺骨を預けて保管してもらう場所になります。
近年、注目を集めている納骨堂ですが、以前からお墓を建てるまでの間一時的に遺骨を預かってもらう場所として利用されていました。
ロッカー型になったものから位牌を置くスペースがありそこに遺骨を保管するもの、上の段に小さな仏壇がありその下に遺骨を収めるスペースのあるものなど、さまざまな種類の納骨堂があります。
1つの納骨堂に納骨できる数は個人や夫婦といった少人数から、多くても8名程度のところが多いようです。

納骨堂とは?

納骨堂の種類

仏壇型納骨堂とは

仏壇型納骨堂

仏壇型納骨堂は、たくさんの同じデザインの仏壇が並んでおり、その内の一つを契約する形です。一般的なお仏壇と同じで、上段に本尊や故人の位牌、線香やろうそく、お供え物を置くスペースがあります。下段は収納スペースとなっていて、骨壺などを安置することが出来ます。仏壇型納骨堂も神棚型納骨堂同様に、複数の人の遺骨を安置できるので、家族で代々継承していくことが可能です。ロッカー型などと比べると、個人の割り当てられたスペースが大きかったり、仏壇自体に費用がかかっていますので割高となることが多いです。

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位牌型納骨堂

位牌型納骨堂は、個人スペースの目印として位牌が安置されているタイプです。位牌は、全て同じものであるのが一般的ですので、契約をしたら位牌を作ってもらうことになります。位牌型納骨堂には、位牌と共に遺骨を置けるタイプと、遺骨は別の場所に置くタイプがあります。遺骨を一緒におけるタイプでは、ロッカー型納骨堂のイメージの方が近く、個別にお参りすることも出来ます。位牌とは別に遺骨を置くタイプでは、大きな仏像が一つ設置され、それを囲むようにたくさんの位牌が置かれますので、個別のお参りスペースはありません。このタイプは集合安置型とも言われます。

ロッカー型納骨堂とは

ロッカー型納骨堂

全体で一つ大きな御焼香ができるようになっており、納骨スペースはロッカー型につくられ、個人向け夫婦型向けの納骨堂があります。その他にお花や遺影、位牌を一緒に置けるスペースがあるタイプもあります。また、最近ではロッカーの扉部分に様々なデザインが施されているケースや、液晶画面が埋め込まれていて登録した写真を表示できる様になっているものもあります。費用は納骨堂の立地や何年契約するかにもよりますが、ロッカー型は他の納骨堂よりも骨壺などの安置スペースがコンパクトな事が多いので費用も割安な場合が多いです。また、同じ納骨堂でも高い場所、低い場所といった使い勝手の良くない場所は安く金額が設定されているケースもあります。

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機械型納骨堂

機械型納骨堂は自動搬送式納骨堂とも言います。都心部を中心に今一番増加傾向にある納骨堂です。施設の外観はおしゃれなビル型で、内装もミュージアムのような幻想的な空間となっている事が多いです。参拝室に入ったら、契約者はICカードやタッチパネルを利用して、遺骨や位牌を呼び出してお参りすることが出来ます。普段はその遺骨や位牌はビルの地下などに収納されています。参拝室は、個室タイプとパーテーションなどで区切られているタイプがあります。

神棚型納骨堂とは

神棚型納骨堂

神道の方に特化した、神棚型の納骨堂です。多くの納骨堂は仏教寺院が経営していることが多いですが、神棚型納骨堂は神社が経営していることがほとんどです。納骨殿とも呼ばれることがあります。神棚型納骨堂は、小さめのお社がたくさん並んでいて、その内の一つを契約するようなイメージです。そのお社の中には御心境、真榊、かがり火、神饌、榊立てなどが並べられています。そして、お社の下が納骨スペースとなっており、複数の人の骨壺を納めることも可能です。複数の人の骨壺を納めることが出来るので、家族で代々継承していくことも可能です。ちなみに、全体で一つ大きなお社があり、納骨スペースはロッカー型である神道専用の納骨堂もあります。

合葬・合祀型納骨堂とは

合葬・合祀型納骨堂

合葬・合祀型納骨堂は初めから他人のお骨と一緒に、納骨堂の中にある合葬スペースにお骨を納め、供養してもらいます。合葬にすると後から他の場所に移すことなどが出来なくなってしまいますが、初めから合葬・合祀にすると、個別に安置するよりも費用が安くすむことが多いです。実際の寺院などの合祀墓などに入るよりも、アクセスが良いのが特徴になると思います。

納骨堂のメリット

雨天候に関係なくお参りがしやすい

納骨堂は駅から近かったり、交通の便の良い場所にあることが多いです。そのため、高齢者や体の不自由な人でもお参りに行きやすく、屋内であるために真夏や真冬の気候や雨が降っている日でも快適にお参りすることができます。

お墓の継承者がいなくても安心

子どもや身内などお墓を継承してくれる人がいない場合でも、納骨堂は永代供養を行う契約内容となっていますので安心してお任せすることができます。

掃除やメンテナンスの必要がない

屋内にあるため安置環境として良好と言えます。共用部分は管理者が掃除をしてくれるため、お墓のように定期的に掃除に訪れる必要がありません。

納骨堂のデメリット

お参りの雰囲気が出ないと感じる場合も

納骨堂でのお参りは機械型で遺骨が搬送されてきたり、ロッカーの前で安置された遺骨に手を合わせたり、協同の仏壇にお参りしたりしますので、従来の墓石にお参りすることに慣れていると違和感を感じる方もいるでしょう。

契約期間後は合祀となる

納骨堂では契約期間が過ぎると、遺骨は骨壺から取り出され他の方と一緒に合祀されます。

※合祀された遺骨は取り出すことができません。事前に家族や親族にも伝えて納得してもらう必要があります。

境内の納骨堂には檀家・信徒の条件がある場合がある

永代供養墓では区画が限定されているため、好きな場所に納骨することはほぼ不可能です。また、納骨位置によって購入価格も違う場合があります。

納骨堂はこんな方におすすめ

・先祖の墓を墓じまいし改葬を考えている方
・居住する近くに信仰する寺院を探している方
・遠方へのお墓参りが負担なので、近くの寺院に変えたい方
・お墓を継承してくれる人がいない、お墓の継承にこだわらない方
・交通の便の良いところがよいと考えている方

納骨堂におすすめな寺院|交通の便がいい